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Posted by チェスト at

ボランティアツアー報告

2017年06月11日

2017年6月8日(木)、シンガポールからの観光客のご家族からの依頼で、ボランティアツアーを提供しました。

鹿児島外語学院付属の鹿児島外語学院SGG日本政府観光局(JNTO)に登録されており、年間を通じて多くのガイド依頼があります。ボランティアガイドなので、当然、英語力もガイドとしての知識もプロの域には及びませんが、依頼者もそれを承知の上で、地元の人とのふれあいを望んで依頼されます。学院の生徒や会員にとっては実地研修の場となります。

以下、登録会員で今回ガイドをお願いしたAkemiさんからのご報告です。



シンガポールからのMs.Susieさんのご家族(旦那様=国家公務員、Susieさん=中学校の歴史の先生、娘さん=小学校1年生)を桜島と仙巌園へ案内しました。Susieさんからシンガポールのお土産をいただきました。



 ゲストのホテルのロビーでお出迎え。市電の鹿児島中央駅前から乗車し、水族館口で下車、徒歩で鹿児島港へ向かいました。しかし、途中でSusieさんが歩道で転ばれてしまい、大事をとり、いったんまた市電でホテルに帰り、休憩をとっていただきました。

 1時間後、再びホテルでお待ちし、市電で移動。やっと、桜島にたどり着き、12時15分のサクラジマアイランドビューで観光されました。前日は雨が降り、ガイド当日の天気が気になりましたが、朝から好転し午後にはすっかり晴れて、雄大な桜島に感動されていらっしゃいました。メールでのやりとりでは、桜島のみのガイドでしたが、なんとなくその場の雰囲気で、昼食を一緒にとることになり、天文館で黒豚料理を堪能されました。



 昼食中、日本の政治、税金、出生率などについて聞かれましたが、うやむやに答えてしまいました。普段から自分の意見を持つことが大切です。痛感しました。

 昼食後、仙巌園へ。示現流、桜島の風景に特に興味を持たれました。日本の庭園は中国の影響を少なからず受けていると説明したところ、Mr.Limが中国の皇帝の説明をされ、高校の世界史でさえ忘れてしまった私には難しい内容でした。昼食時もですが、彼に日本のことをうまく伝えられなかったこと、情けなく思います。主な観光地には英語表記での説明がありますが、日本事象については自然とガイドに質問をされます。ここでとっさに答えることができるか。ガイドの仕事について深く考えさせられる1日となりました。
 仙巌園から鹿児島中央駅に向かい、解散となりました。

 素敵なご夫婦で、話されることすべてに知性が感じられました。鹿児島の次も九州内を旅行されるとのことでした。

 以上ツアー報告でした。