第4回国際理解講座(マカオ)

2012年01月31日

1月25日(水)の午後、第4回国際理解講座(マカオを開講しました。

講師はタン・シンイさん。英語名はTiffany(ティファニー)です。

タンさん鹿児島大学の留学生として大学院を卒業。鹿児島県庁国際交流員(CIR)を経て、通訳・翻訳などの仕事をされています。当校でも中国語(北京語・広東語)プライベート・レッスン通訳・翻訳 の仕事を依頼しています。因みに日本人の旦那さんがいらっしゃいます。



第4回国際理解講座(マカオ) 


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マカオの正式名称は中華人民共和国澳門特別行政区(ちゅうかじんみんきょうわこくマカオとくべつぎょうせいく)。(長っ!困ったな
1999年までポルトガル植民地若葉でしたが、同年に中国に返還されました。 
そんな特殊な事情から、中国本土とは異なる多くの特徴を持った都市です。流れ星




第4回国際理解講座(マカオ)



基礎データは以下の通り。



公用語:ポルトガル語・中国語(広東語)

通貨:
香港ドル(HK)・マカオ通貨「パタカ(Pataka)」・中国元
1HK$=10.5円
1パタカ(交換レートがでない)*約100元=約103Pataka
1元=13円
法定通貨はパタカだが、流通通貨の大部分は香港ドル。どの通貨も使用できる。
物価:日本の約1/3

産業
カジノ:2006年にアメリカのラスベガスを抜いてキラキラ世界一キラキラ
ここでは中国元は使用できない。
農業がない。
税金が安いのでモノが安い。
車だけは高い。ぎゃー!!

教育
日本では義務教育で留年というケースはかなり特別なケースですが、マカオでは試験に合格しなければ小学校でも留年!するという厳しい教育システムが採用されています。

文化
旧正月・・・既婚の人が未婚の人にお年玉をあげる赤い封筒に入れる。
旧暦の1月15日までの風習で、職場でもお年玉をあげないといけないため、それまで旅行などで逃げる裏技も!
市場には食料が豊富!ヘビアヒル・・・
あいさつは「ご飯食べた?」
主食は米。箸を使って食べる。



第4回国際理解講座(マカオ)第4回国際理解講座(マカオ)
それぞれの通貨(左)と、お年玉袋(右)


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話の冒頭で、「中国人はとにかくよく食べます!というフリで始まりましたが、後半は市場に溢れる豊富な食材や、中国料理の話で盛り上がりました。

特に、日本では一般的に食べられない や 、カエル(筆者は食べたことあります。鶏肉ヒヨコみたいでおいしいですよ)、なども食卓に上がるという話は学生が最も興味をそそられたようです。

また、視力の弱い日本人の友人に、メガネを外してセミの幼虫みたいなものと一緒に蒸した料理を食べさせるとおいしい!ラヴという反応を示したが、メガネをかけて実物を見せたとたんにthrow upガーンリサイクルしてしまったという話もえーっと・・・


一方で、現在はパスポートの国籍は中国人ですが、返還前はポルトガル人、そしてまた一方でマカオ人という、身分がはっきりしないというデメリットがあったそうです。



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前回の第3階国際理解講座も同じ「中国」でしたが、そのときは「内モンゴル自治区」、今回は「マカオ」と、同じ「中国」でもこんなに状況が違うという、まさに目からウロコ魚「ザ・国際理解講座」の連続でした。

さ~て、次のゲストは・・・もう来年度かな?







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Posted by GAiGO at 02:10│Comments(0)国際交流
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