Diamond Princess号ツアーガイド
2013年04月06日
3月26日(火)、鹿児島市のマリンポート鹿児島に大型客船のDiamond Princess号が寄港しました。
当日は2600名を超える観光客の方が一斉に下船をしており、10台以上のシャトルバス(客船側が用意したもの)がかわるがわるに運航しており、きちんと探すことができるか本当に心配でした。
私たちは事前に写真を交換し、お互いの情報を知らせあっていたので、比較的スムーズに会えました。ジョンソンさん夫妻は65歳、とてもお元気な方たちだったので、徒歩での移動も支障がなく、前日の船旅でのお疲れもさほど感じられませんでした。
話しだしていきなり「訛りでよく聞き取れないな…」と正直思いましたが、なんとなくa
の発音になれるとそこからはさほど違和感ありませんでした。
マリンポートからはタクシーを使い、鴨池新町の茶道の先生のご自宅で茶道体験。 あらかじめ予行練習をしていたので、正座がきついだろうと予想し、小さな椅子を用意しておいて正解でした。案の定、正座は無理でした。
まず、お茶碗を選んでいただき、茶室の入り方、お菓子の頂き方、お茶の頂き方、茶室での日本的飾り方(掛け軸や茶花)など 多くの日本的なものをじかに体験することができて本当に良かったです。お二人もとたくさん写真を撮っていました。
先生の着物にも興味津々で時間があれば、ぜひ着物を着ていただきたかったです。
ご夫妻が茶室での静粛な様子に 「少し緊張するわね」と言ってたので、「どうぞ遠慮なくご自分の好きな方法で楽しんでください」と伝えると、安心した様子でした。

その後、仙巌園へ。たくさんの観光客でとても混んでおり ゆっくり見ることができませんでした。
鎧兜を着た案内の方と刀をもって記念撮影。刀の構え方が外国の方らしく(スターウォーズ風です)、刀にも興味津々でした。
園内は桜がきれいで、とてもよい写真がとれました。少し曇りがかっており、桜島がきれいに見えず残念。そのため、当初の予定でいれてあった桜島フェリーでの移動をやめて、市内の甲突川沿いを桜散策に変更。
昼食は園内で予定をしていましたが、あまりの多さにドルフィンポートへ変更しました。
移動でのシティビューも1回目で乗車できず、2回目でようやく。2本目のバスを待っている間、時間がもったいなかったので、異人館と薩摩切子の工場を見ました。
吹きガラスでの制作の様子を興味深くご覧になっていました。
ご主人は技術家庭の先生だったそうで(現在はリタイア)、屋久杉などの木工調度品にとても感動していました。
切子は「高いねー」と言いながら、見るだけにしよう!とギャラリーも楽しみました。
2本目のバスも大変混んでいて、申し訳無かったです。ただ、シティビューは英語でのアナウンスがあるので、うんうんとうなずきながら車内からの観光も楽しめていた様子。


ドルフィンポートでは、食品サンプルを見ながら日本食の定食がたくさんあるお店に入りました。
ご主人はてんぷらやお刺身、お味噌汁などの定食(¥1500くらい)、奥様はアジのフライの定食(¥1000くらい)をビールとともに召し上がっていました。
日本の水分の多いお米が美味しいといって、白ご飯は全部召し上がっていました。ご主人は刺身などの生魚もお好きとのこと。お箸は挑戦しましたが「難しいね」とフォークとスプーンで。
また、ご主人はとてもビールが好きで、一日で2リットル近く召し上がるとのこと。
客船内ではお酒は有料で、しかも高いんだとおっしゃるので、「乗船前に日本のビールを買って船内で召し上がったらどうですか?」と提案したら非常に喜んで、酒屋さんへ寄ることに。
ドライよりもコクがあるほうが良いといって、黒ビール系を6缶ほど購入していました。

その後は渋滞も考慮してタクシーで移動しながら、桜を見ました。
「桜が見れたので、本当にラッキーだったわ」と奥様も喜んでいました。
予定では15時に届ける予定でしたが、20分ほど早く着きました。
マリンポートでも、お茶や日本酒、サツマイモ、じゃんぼ餅の無料ふるまいがあったので、残りの時間まで楽しんでいらっしゃいました。
別れ際にお礼をいって、「ぜひまた会いましょう」と言ってお互い別れました。
ご夫妻は私の娘二人に素敵なオーストラリアの絵本やコアラのマスコット人形、チョコレートをプレゼントしてくださいました。
温かなお気づかいが嬉しかったです。
とても素敵なご夫婦のガイドをさせていただくことができ私にとってもとても良い経験になりました。これからもっと英語のスキルを上げて もっと上手なご案内ができるようになりたいと思いました。
今回も、当校の付属団体で日本政府観光局(JNTO)登録機関でもある『鹿児島県通訳ガイド協会』を通じて数件のガイド依頼がありましたが、残念ながら学校が春休み期間であり、平日であることから都合がつかず、1件のみを受け付けました。
因みに、お断りしたうちの1団体は、2009年に同じDiamond Princess号の乗客36名を貸し切りバスでガイドした際のカナダ人のお客さんのご紹介でした。(2009年のガイドの様子はコチラ) せっかくご紹介いただいたのに非常に残念で申し訳ないです

今回は、TOEIC特訓夜間コースの受講生である福田和代さんにガイドを依頼しました。
因みに福田さんは、小学生の娘さん2人も当校のセミプライベート・レッスンを受講していただいているほか、旦那様が取締役を務める大福コンサルタント株式会社でも企業研修をいただいているなど、家族ぐるみでGAiGOにどっぷり
浸かっていただいています(笑)


以下は福田さんのレポートです。今回も大変充実したツアー内容になりました

◇ ◇ ◇
当日は2600名を超える観光客の方が一斉に下船をしており、10台以上のシャトルバス(客船側が用意したもの)がかわるがわるに運航しており、きちんと探すことができるか本当に心配でした。
私たちは事前に写真を交換し、お互いの情報を知らせあっていたので、比較的スムーズに会えました。ジョンソンさん夫妻は65歳、とてもお元気な方たちだったので、徒歩での移動も支障がなく、前日の船旅でのお疲れもさほど感じられませんでした。
話しだしていきなり「訛りでよく聞き取れないな…」と正直思いましたが、なんとなくa
の発音になれるとそこからはさほど違和感ありませんでした。
マリンポートからはタクシーを使い、鴨池新町の茶道の先生のご自宅で茶道体験。 あらかじめ予行練習をしていたので、正座がきついだろうと予想し、小さな椅子を用意しておいて正解でした。案の定、正座は無理でした。
まず、お茶碗を選んでいただき、茶室の入り方、お菓子の頂き方、お茶の頂き方、茶室での日本的飾り方(掛け軸や茶花)など 多くの日本的なものをじかに体験することができて本当に良かったです。お二人もとたくさん写真を撮っていました。
先生の着物にも興味津々で時間があれば、ぜひ着物を着ていただきたかったです。
ご夫妻が茶室での静粛な様子に 「少し緊張するわね」と言ってたので、「どうぞ遠慮なくご自分の好きな方法で楽しんでください」と伝えると、安心した様子でした。

その後、仙巌園へ。たくさんの観光客でとても混んでおり ゆっくり見ることができませんでした。
鎧兜を着た案内の方と刀をもって記念撮影。刀の構え方が外国の方らしく(スターウォーズ風です)、刀にも興味津々でした。
園内は桜がきれいで、とてもよい写真がとれました。少し曇りがかっており、桜島がきれいに見えず残念。そのため、当初の予定でいれてあった桜島フェリーでの移動をやめて、市内の甲突川沿いを桜散策に変更。
昼食は園内で予定をしていましたが、あまりの多さにドルフィンポートへ変更しました。
移動でのシティビューも1回目で乗車できず、2回目でようやく。2本目のバスを待っている間、時間がもったいなかったので、異人館と薩摩切子の工場を見ました。
吹きガラスでの制作の様子を興味深くご覧になっていました。
ご主人は技術家庭の先生だったそうで(現在はリタイア)、屋久杉などの木工調度品にとても感動していました。
切子は「高いねー」と言いながら、見るだけにしよう!とギャラリーも楽しみました。
2本目のバスも大変混んでいて、申し訳無かったです。ただ、シティビューは英語でのアナウンスがあるので、うんうんとうなずきながら車内からの観光も楽しめていた様子。


ドルフィンポートでは、食品サンプルを見ながら日本食の定食がたくさんあるお店に入りました。
ご主人はてんぷらやお刺身、お味噌汁などの定食(¥1500くらい)、奥様はアジのフライの定食(¥1000くらい)をビールとともに召し上がっていました。
日本の水分の多いお米が美味しいといって、白ご飯は全部召し上がっていました。ご主人は刺身などの生魚もお好きとのこと。お箸は挑戦しましたが「難しいね」とフォークとスプーンで。
また、ご主人はとてもビールが好きで、一日で2リットル近く召し上がるとのこと。
客船内ではお酒は有料で、しかも高いんだとおっしゃるので、「乗船前に日本のビールを買って船内で召し上がったらどうですか?」と提案したら非常に喜んで、酒屋さんへ寄ることに。
ドライよりもコクがあるほうが良いといって、黒ビール系を6缶ほど購入していました。

その後は渋滞も考慮してタクシーで移動しながら、桜を見ました。
「桜が見れたので、本当にラッキーだったわ」と奥様も喜んでいました。
予定では15時に届ける予定でしたが、20分ほど早く着きました。
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別れ際にお礼をいって、「ぜひまた会いましょう」と言ってお互い別れました。
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温かなお気づかいが嬉しかったです。
とても素敵なご夫婦のガイドをさせていただくことができ私にとってもとても良い経験になりました。これからもっと英語のスキルを上げて もっと上手なご案内ができるようになりたいと思いました。
「本ノコテプロジェクト」にかごっま弁ブックを提供しました。
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GAiGOのスタッフが取材されました。
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