南太平洋の大学生と交流しました。

2015年12月14日

12月14日(月)の午後、南太平洋に浮かぶフィジーをはじめとしたバヌアツ・マーシャル諸島・ソロモン諸島などで構成される国・大洋州大学生25名+引率2名を学院にお迎えして、文化交流を行いました。鹿児島大学に在学する大洋州出身の留学生ら4名も参加しました。鹿児島ではめったに同郷の人に会う機会がないため、交流を楽しみにしてくれていました。

この事業は、外務省「21世紀東アジア青少年大交流計画(JENESYSプログラム)」において公益法人青年海外協力協会が主催する短期招聘事業で、鹿屋市にある鹿児島県アジア・太平洋農村研修センター(カピックセンター)が受け入れ先となっています。今回の訪問団は「日本語・日本文化コース」で、鹿児島での滞在中、鹿屋体育大学での剣道・柔道見学や小学校の課外活動への参加、ホームステイなどを経て、最後にメインの学校交流の相手としてGAiGOを選んでいただきました。

午後2時前に訪問団が到着。せっかくなので、生徒は全員浴衣着物でお迎えしました。
最初に予定していたダンスには広いスペースが必要ということで、鹿児島大学フィジー人留学生が管理人に掛け合い、留学生会館の交流スペースを貸してもらうことができました。

南太平洋の大学生と交流しました。
ポスターの裏紙を使った手作りの歓迎横断幕

南太平洋の大学生と交流しました。
大洋州の大学生によるダンスの披露



それから学院に移動すると、まずはGAiGOの目玉でもある英語による落語の紹介。
パワーポイントを使いながら落語の歴史演じ方などを解説した後、8月8日に前期末英語発表会として実施した英語落語寄席国際科1年生大迫空海子さんが披露した「寿限無(じゅげむ)」をビデオで鑑賞してもらいました。長い名前が何度も繰り返されるというのが笑いどころの一つですが、みんな終始大笑いUP やはり日本の伝統の中で培われた話芸は世界共通でウケるようですウインク

南太平洋の大学生と交流しました。
GAiGOの前で記念撮影

南太平洋の大学生と交流しました。
GAiGO生による落語の説明


その後、グループに分かれてワークショップへ。
GAiGOの生徒が各グループのリーダーとなり、折り紙づくりと、落語の短い話である小噺(こばなし)の練習。
その後再び集合し、各グループが行ったアクティビティについての簡単なプレゼンと、小噺の披露をしてもらいました。
落語ひとりで演じる話芸ですが、練習する中で盛り上がり、多くのグループは複数人が劇方式で演じました。
ネタの面白さもさることながら、みなが楽しそうに熱演し、会場は大笑い拍手喝采の嵐でしたパチパチ

南太平洋の大学生と交流しました。
このグループは紙鉄砲づくりと「ハイジャック」の小噺

南太平洋の大学生と交流しました。
ここは紙箱と「ホームズジョーク」の小噺

南太平洋の大学生と交流しました。
ここは手裏剣と「名画鑑賞」の小噺

南太平洋の大学生と交流しました。
ここは兜・刀と「ハンタージョーク」の小噺

南太平洋の大学生と交流しました。
ここはスリッパと「葬式」の小噺

南太平洋の大学生と交流しました。
最後に各グループのプレゼンテーション

南太平洋の大学生と交流しました。
このグループは小噺を劇方式で熱演^0^右の人は犬役です。


最後は、GAiGOとは切っても切り離せないMUSIC!
学院創設者である故・手嶋八洲男(てしまやすお)作詞作曲による校歌GAiGOと、同じくオリジナルのMOTTAINAI生演奏で披露。
手嶋学長Patrick先生に加えて、国際科1年生FumiyoNanaギター伴奏をし、MOTTAINAIでは英語科Natsukiボンゴを叩くというのがお決まりになっています。MOTTAINAIは、2つのコードのみで構成されるレゲエ調の曲で、歌詞もリードに続いて繰り返すので、練習しなくてもすぐに歌えてしまうという優れものです。でも、1回目はリハーサルということで、2回歌いました。2回目はさらに完成度が高まり、ボンゴも訪問団の一人が叩くなど大盛り上がりでしたにっこり

南太平洋の大学生と交流しました。
最後に学院オリジナルの校歌GAiGOとMOTTAINAIを合唱


その後、訪問団の代表からのお礼のあいさつがあり、
GAiGOからは記念に全員にパンフレットをプレゼント。手嶋学長「来年の入学待ってます。」という冗談にも笑いが起きました。

最後に訪問団からお別れの歌が披露され、全プログラムが予定通りの時間で無事に終了。
全員での記念撮影後は、各々が自分のスマホで色んな人と記念撮影をし、ブレスレットなどのお土産もいただきました。
今後も継続して交流を深めていけることを願います。GAiGO生も今後大洋州に行く楽しみができましたね!

南太平洋の大学生と交流しました。
記念撮影

南太平洋の大学生と交流しました。
名残惜しそうにそれぞれ記念撮影



同じカテゴリー(ボランティア)の記事画像
KIEX国際交流探訪バスツアー 2018
ボランティアガイドツアーを実施
ボランティアガイドの下見ツアーを実施しました。
GAiGOのスタッフが取材されました。
結果発表!語学から 語学へ。英語落語コンテスト&ワークショップ2017
鹿児島外語学院SGGのホームページを開設しました。
同じカテゴリー(ボランティア)の記事
 「本ノコテプロジェクト」にかごっま弁ブックを提供しました。 (2019-08-08 11:50)
 KIEX国際交流探訪バスツアー 2018 (2018-12-17 17:16)
 ボランティアガイドツアーを実施しました。 (2018-10-23 11:47)
 ボランティアガイドツアーを実施 (2018-09-25 10:47)
 ボランティアガイドの下見ツアーを実施しました。 (2018-09-19 23:04)
 GAiGOのスタッフが取材されました。 (2018-05-11 19:37)

この記事へのコメント

とても楽しく有意義な交流ができたこと感謝しています。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
Posted by カピックさかい at 2015年12月18日 13:03
さかい様

学院の生徒にとっても大変貴重な交流になりました。ぜひ今後もよろしくお願いします。
Posted by GAiGOGAiGO at 2016年01月15日 19:12
不適切なコメントは削除します。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
南太平洋の大学生と交流しました。