2018年12月17日 17:16
鹿児島市民と在鹿外国人が鹿児島県内各地の歴史と文化、人情に触れながら共に学び、交流するという目的のこのツアーが今年も開催されました。
夏休み前提出した今年度ツアーの案を、第1回目のワーキンググループ会議でプレゼンテーションし、外語学院の案
「島津忠良(日新公)没後450年記念~加世田でのいろは歌大かるた取り大会~」が全員一致で採用されました。
早速、南さつま市、加世田の歴史、文化、観光スポットをはじめ、特産物や風習、習慣を調査し、当日参加者に配布する英語&日本語の説明資料を作成。さらに、一日ボランティア案内をするためのシナリオ作りやエチケット&マナーを学び加世田教育委員会の方々のご案内による現地視察を行い、当日に備えました。
実施当日は、今年初の寒さの中、約130名でのツアーがスタートしました。
外語学院の学生たちは、緊張しながらもマイクを握り、笑顔とユーモアではじめからバスを笑いで包んで行きました。
吹上浜砂丘の森でのミニ砂像作り体験、マルス津貫蒸留所古城見学とお屋敷でのウイスキー試飲(大人だけ)、かぼちゃと黒豚のかつ定食ランチ、武田神社と麓の古い屋敷群散策、茶道体験、そしてハイライトの大かるた取り大会。
特に100数名でのかるた取り大会は、想像以上の盛り上がりとなり加世田教育委員会の方々をも驚かせました。
古いお屋敷での茶道体験では、日頃から授業で学んでいる生徒さんたちの堂々とした姿がありました。
参加者が口々に「学生さんたちがよく勉強している。頑張っている姿が素晴らしい。楽しかった。」 と述べて下さり努力が報われたようです。
学生が「“疲れより楽しさが勝る”というのはこのことだと実感した」と感想を述べていました。
自ら計画したプランが採用され、資料を作成し、
100余の人を動かすという貴重な体験はきっと社会で役立つことと信じています。
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