ボランティアガイドツアーを実施

GAiGO

2018年09月25日 10:47

2018年9月23日(日)に鹿児島市のマリンポートかごしまに寄港したDiamond Princess号の乗客9名のために、GAiGO 鹿児島外語学院のスタッフと生徒がボランティアガイドツアーを提供しました。

GAiGO 鹿児島外語学院は、日本政府観光局(JNTO)に登録された「善意通訳組織(SGG)」であり、ホームページを通じて外国人観光客から年間80件近い問い合わせをいただきます(2017年度実績)。GAiGOでは通常、観光客3~6名程度の少人数に対してガイド1名を派遣する形が多いですが、今回はツアー客のご厚意で、ガイド未経験の生徒を研修生として受け入れてくださることになりました。手嶋学長と、鹿児島外語学院SGG会員としてボランティアガイドを複数回実施している植村恭子さん(桜島ビジターセンター職員)引率の下、GAiGOの生徒7名

なお、生徒は「観光英語」クラスの受講及び、このツアーのための勉強会、下見ツアーをに参加しています。



今回のツアー客は、アメリカのニューヨーク、カリフォルニアとイギリスからの3組9名。
ツアー客は、クルーズ船会社がマリンポートから運行するシャトルバスを利用し、午前11時にドルフィンポートに集合。

その後、鹿児島交通が運行するまち巡りバスを利用して仙巌園へ。
なお、仙巌園様のご厚意で、ガイド分の入園料は、下見ツアーも含めて免除していただきました。

園内を見学し、レストラン松風軒で昼食をとると、まち巡りバスで桜島フェリーターミナルへ。
桜島港から観光バスのサクラジマアイランドビューで名所をめぐりました。
港に到着後、徒歩で桜島ビジターセンター近くの足湯で疲れを癒しました。
なお、桜島ビジターセンターの入り口にある「火山灰アート」は、今回引率としてガイドを務めてくれた植村恭子さん(桜島ビジターセンター職員)によるもので、観光客のためにデモンストレーションをしてくれました。


ほとんどの生徒は当然、英語も知識もガイドのスキルも未熟ですが、観光客のみなさまが温かく受け入れてくださり、ツアーにも大満足していただけました。特にイギリス人のお客様は元教師ということで、生徒が説明を読み間違えたりすると、英語の指導までしてくださいました(笑) 観光客からはガイド全員に手土産をいただき、こちらも事前に用意した折り紙をお渡しして大変喜ばれました。

今後もぞくぞくガイドの依頼が届きます。今回の経験を活かして、今後より良いガイドができるように頑張りましょう!

ツアーの様子は鹿児島外語学院SGGインスタグラムフェイスブックでもご覧いただけます。


仙巌園について説明する生徒

仙巌園の借景庭園を背景に記念撮影

標高373mの湯之平展望所で見る桜島は圧巻!

桜島ビジターセンターで火山灰アートをデモンストレーション

関連記事