ボランティアツアー報告

GAiGO

2017年06月19日 09:20

2017年6月12日(月)、ハワイから九州を周遊中の観光客の依頼で、ボランティアツアーを提供しました。

鹿児島外語学院付属の鹿児島外語学院SGG日本政府観光局(JNTO)に登録されており、年間を通じて多くのガイド依頼があります。ボランティアガイドなので、当然、英語力もガイドとしての知識もプロの域には及びませんが、依頼者もそれを承知の上で、地元の人とのふれあいを望んで依頼されます。学院の生徒や会員にとっては実地研修の場となります。

以下、登録会員のIkumiさんからのご報告です。



今回はハワイからのゲスト、Maurice Shimonishiさんでした。

西郷銅像、薩摩義士の碑、西郷洞窟、維新ふるさと館が目的地でした。
ご自分が日系ハワイの方で、広島と山口からご先祖が移住されたそうです。
その影響で明治時代、明治維新のことに興味をお持ちで、
今回の旅の目的はかごしまの史跡を巡る事でした。

中央駅から電車、徒歩、バスを使い移動しました。
私は、よく、西郷銅像前バス停まで移動をする時に西本願寺を通ります。
ゲストさんたちは巨大な寺院に驚き、写真撮影をします。
お寺は日本独特の建物なので、喜ばれます。




西郷銅像から薩摩義士の碑まで徒歩で移動し、この辺りが鶴丸城があった事、蓮の花を見てもらいたくて、
あえて徒歩移動でゆっくり散策しました。

熊本を拠点に旅行をされていたゲストさんは、熊本の下通りのようなアーケード街はあるのかと尋ねたので、
鹿児島の天文館を通り、天文館の由来の銅像を案内しました。
後はかご市に行き、特産品を見てもらったりしました。
電車に乗り、維新ふるさと館に寄り、昼食はアミュ5階の朝次郎でお刺身とてんぷらのランチを頂きました。
その後、1時40分くらいに解散しました。




今回は残念な事がありました。西郷洞窟横のみやげ物屋の人が声をかけてきました。
西郷さんの写真や、関係する人の写真が有ります。見るだけでいいですよと言いました。
ゲストさんが西郷さんに興味があり、本人も見たいと返事したので、入りましたが、
見る価値のない写真、そして最後に自分たちが作った小冊子のようなものを990円で売ろうとします。
日本語は読めないと言っても、再びゲストに買いませんか?990円と言うので。
日本語読めないと言ってますよねと私も言いました。
こういう行為は残念でなりません。

かご市では干し大根は何か?と聞いたので、簡単に説明して、私はよく家で使いますと言うと、
お土産に買ってくださいました。

維新ふるさと館では、受付で、日本人が全員苗字を持つようになったのはいつからかと聞いてきたら、
受付の女性がネットで調べて答えてくれました。
とにかく、ゲストさんの知識の多さに驚くと同時に、自分の日本史についての知識の浅さに少し恥ずかしいでした。
甲突川の洪水も知っていました。

今回は、ゆっくり、まったりと過ごした半日の旅でした。








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