ダイヤモンド・プリンセス号ツアー
もはや
船というより
海上ホテルです
10月3日(金)、
マリンポートに大型客船
『ダイヤモンド・プリンセス号』が来航しました。
乗客は年配の方が中心ですが、様々な国籍の方を2000人以上乗せています。
同日はマリンポートの
オープン1周年ということで、午前中に県知事や鹿児島市長などが参列する
記念式典が行なわれていました。
そんな中、当校の
ボランティア組織である
通訳ガイド協会に依頼があった
アメリカ人4名のツアーをお手伝いしました。
1周年記念行事の一環としてあった高校の金管バンド演奏
10時過ぎに合流した後、用意した車で市内観光をして回りました。
今回お手伝いしたのは、
Mr.Martin&
Mrs.Maryさんと、その娘夫婦の
Mr.Doug&
Mrs.Chrisさん。
最初は友達の夫婦同士だと思いました!しかも、娘夫婦にはすでに
17歳の孫息子と
14歳の孫娘がいるとの事で
ビックリしました!また、自分達の子どもは
中国からの養子です。アメリカでは養子を迎えるのがかなり一般的になっているみたいです。
日本で国外から養子を迎えるというのはほとんどないと思いますが、当校も長年関わっている
フォスターチャイルド制度がもっと広がればよいのですが。
Martinさんは
糖尿病で足が悪いため、あまり歩かなくてもいいコースで回りました。
桜島
ドルフィンポートで食事。
焼き鳥屋で
ピザと
ビール
Mr.Doug&
Mrs.Chris
途中、スターバックス・コーヒーで休憩。
「やっぱスタバはいいね~!!!」
Mr.Martin&
Mrs.Mary
観光客と言うことで、とにかく
おみやげが買える所を求めるのですが、
欲しいものを聞くと、
「こけし」だとか
「紙人形」だとか、とにかく
「日本的なもの」です。
ところが、天文館でそんな
「みやげ物」ものを扱っている店はほとんどない(
求ム!土産店情報!)上に、今回彼らの日本での滞在は
鹿児島での半日だけなので
日本円を持っていない!ということで、
アメリカドルが使えるか、
クレジットカードが使える店に限られます。しかも、場合によってはカードのつくりの違いで、アメリカのカードが使えないこともあります。実際、今回
ガソリンスタンドでは使えませんでした。
ATMでもカードから引き出せませんでした。
また、彼らがこれまでツアーで回ってきた国々では韓国を含めて
クレジットカードはもちろん、
アメリカドルでも支払いができたということもあり、敢えて
日本円に交換しなかったようです。
天文館で会った雑誌の記者にマリンポートで再び取材を受けていました。
港で行なわれていた薬丸自顕流のデモンストレーション。
当校にプライベート・レッスンで来られている方もされていました。
国際的な観光地として発展するための
問題点も垣間見えた今回のツアーでしたが、とても
満足していただけたようで何よりでした。
GAiGOにおけるボランティア組織である
通訳ガイド協会は
JINTO(Japan National Tourist Organization)に登録されているため、頻繁にこういったボランティアによる
観光ガイドなどの依頼が飛び込んできます。そのため、一定のレベルに達している学生には、こうした、いわば
実地研修の機会が年間を通じて頻繁にあります。こうした経験を通じて、最終的には鹿児島の観光を盛り上げるための様々な提案をしていければと思います。
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