多国籍合宿に参加しました。(2)
6月14日(土)、15日(日)に実施された多国籍合宿の2日目のメインは総合討論。
今年も昨年に引き続き、当校のスタッフが通訳を務めました。
パネルディスカッションの様子
今年のテーマは「暴力と利益」。
身体的な「暴力」ではなく、国家間の政治的圧力や
言論による攻撃などの精神的に受ける「暴力」を挙げて、
その背景に潜む何らかの「利益」を明らかにするといったことが主旨だったようですが、
例年通り、かなり幅の広いテーマでした。。。
しかも、討論の内容や段取りについての事前の打ち合わせは前日の深夜に行われたのみで、
通訳に関しても、十分や準備が整わないまま本番を迎えた形でした。
今年は、韓国人、中国人、コロンビア人の3人がパネリストとなり、それぞれの「暴力」についての
実態、背景の利益、そして考えられる解決法について見解を述べました。
それぞれの発表内容は:
韓国人は「韓国に対する北朝鮮の姿勢」
中国人は「日本メディアの中国に関する批判的な報道姿勢」
コロンビア人は「アメリカの軍事政策;主にコロンビアに対する軍事支援」
といったことについてでした。
GAiGOのTomも質問に立ちました
その後、パネラーに対するフロアからの様々な意見や質疑応答があり、
最後は司会者の総括で午前中の討論は無事に幕を閉じました。
その後の「みんなの時間」では、各部屋で様々な活動が行われ、
参加者はそれぞれ興味のある活動に参加しました。
ラテン・ダンスやバドミントン、世界を自転車で旅している人の写真展など、
主にそれぞれの特技や背景を持つ人の指揮の下、様々な活動が行われました。
「みんなの時間」にて ラテン・ダンス(左) バドミントンやバスケットボール(右)
その後、昼食を経て、解散式が行われました。
様々な国や専門、職業を背景に持った人々とたくさん知り合うことができて、大変充実した合宿でした。
GAiGOの学生は今年度から、正式な課外活動として多国籍合宿に参加しています。
今年からは、1日目の分科会における通訳にも挑戦しています。
来年度はどういった発表をしてくれるのか、今から楽しみです。
「解散式」の様子
最後に集合写真
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