通訳現場研修

GAiGO

2009年07月29日 19:37

7月28日(火)、当校に依頼のあった通訳に、当校の学生が現場研修として同行しました。



今回の依頼者は、カナダトロント出身のLaurenさん。

Laurenさんの曽祖父母は鹿児島からの移民であり、今回家族と一緒に初めて南さつま市の親戚を訪ねるため、お互いに言葉の通じない両者間の通訳をして欲しいという依頼でした。



Lauren
さんは、母親のRobertaさんと、新婚ほやほやの旦那様でトルコ人のOzantさんの
3人で現れました。LaurenさんとOzantさんは中東の石油の街・ドバイ在住Ozantさんは現在カメラマンをされています。3人とも日本は初めてで、鹿児島入りする前の東京がとても気に入った様子でした。



朝9時にホテルで待ち合わせをすると、親戚の方の車で南さつま市のご実家に向かいました。
通訳の依頼は翌日まで受けていましたが、場所が遠いため、できれば一緒に泊まって欲しいということに。そこで急遽、学生のMarie泊まりで翌日まで通訳として同行することになりました。



南さつま市では、集落にある親戚の方の家や、Robertaさんの曾お祖父さんが通っていた小学校などを回ったほか、仏壇にお参りしたり、古い写真を見ながら親戚関係を確認したりといったことをしました。複雑な親戚関係の説明に多少苦労もしましたが、LaurenさんとRobertaさん母子は感激した様子でした。











古いアルバムをみて親戚を確認。
学生のMarie(中央)が通訳をしています。










夕食は、庭でバーベキューをいただきました。ご近所の方を招いて普段からよくされるそうです。







夕食は外でバーベキューを一緒にご馳走になりました。








ここで、通訳をしていたGAiGOの講師は、今日一日車を出していただいていた鹿児島市内在住の親戚の方と一緒に帰ることに。ここから翌日の丸一日は、学生Marie1人に任せました。
(この様子は後程Students' Voices報告があります。)



当校では海外の日系人から、来鹿した際の親戚との間の通訳の依頼がたまにありますが、様々な親戚同士の歴史を見聞して、まさに彼らの橋渡しをしているという充実感が非常に強く感じられるとともに、親戚の方々の暖かいおもてなしに感激します。


今回も3人ともとてもフレンドリーで、通訳以外にも色々な会話を楽しみ、是非ドバイに来てくれと言っていただきました。


また、当校のヨットGAiGO号でのセーリングにも是非行きたい!ということで、次回鹿児島を訪れる時は錦江湾でお迎えします(Ozantさんもヨットマンでした)
















  
Ozantさんの写真が使われた絵葉書(1)








Ozantさんの写真が使われた絵葉書(2)







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