授業紹介:MUSICクラス

GAiGO

2019年06月11日 01:03

今月のMUSICクラスは、梅雨の時期ということで、「雨」にまつわる歌を特集しています。

6月10日(月)は Blind Melon"No rain"という楽曲を取り上げました。

Blind Melonは1989年にアメリカで結成されたバンドです。

"No rain"は、「孤独感」がテーマの歌だと言えるかもしれません。
「なんてつまらない人生だ」という歌いだしで始まるこの歌は、「現実逃避」の手段として子供時代の雨の思い出を引き合いにしており、背景には麻薬の存在もにおわせます。一方で、そんな自らの様子を "It's not sane"(まともじゃない)と客観視することで心のバランスを取ろうとしているのではないかとも感じます。

ある意味ネガティブな歌詞ですが、「自分は何者なんだろう」という思いや、「どうしようもない孤独感」は多くの人が思春期に抱える思いではないでしょうか。だからこそ、人々の共感を得てヒットにつながったと言えます。

敢えて別の角度でとらえると、問題に直面して「なんで自分だけ」と感じても、実はみんなが同じ思いなんだと考えれば、「大したことないな」と楽観できると思います。まあ、歌詞はあくまでも受け取り方次第ですが、どうせなら楽観的に捉えたほうが人生楽しい^^それが、GAiGO鹿児島外語学院が掲げる「語楽(ごがく)」の大きなテーマのひとつです。

なんだか空梅雨の様相ですが、次週は、やはり「雨」なしには語れない「虹」がテーマの "Over the rainbow" を取り上げます。

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