日本の文化 校外研修(ザビエル教会、照国神社、西本願寺別院)
12月13日(水)の「日本の文化」クラスでは校外研修を行い、鹿児島市の、鹿児島カテドラルザビエル教会、照国神社、西本願寺鹿児島別院 の3か所を訪ねました。以下は、担当講師の島田暁美先生によるレポートです。
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◆鹿児島カテドラルザビエル教会
Kagoshima St. Xavier's Cathedral
フランシスコザビエルはローマ法王の命を受け、1549年日本(鹿児島)に布教の為やって来たことくを記念し、また、カトリック鹿児島司教区のカテドラル(司教座聖堂)という2つの目的で建造されました。
祭壇にはザビエルの骨の一部が祀られており、聖堂のステンドグラスの赤は、ザビエルの情熱と殉教者の血がシンボライズされています。
信者でなくても誰もが自由に訪れ、静かな時間を持つことができ、結婚式も挙げることができることに生徒は、関心をよせていました。
◆照国神社(鹿児島県の総氏神様)
島津家第28代当主11代藩主 島津斉彬を祀る 創建1862年
丁度この日、鹿児島にのみ伝わる七草祝いの祈願に訪れているこどもたちの姿や、祭式を見ることできました。(祈願料は5千円~1万円位とのこと)
◆浄土真宗本願寺派 西本願寺鹿児島別院
ここでは、ボーイスカウトやガールスカウトの活動や「ともだち電話」など青少年の健全な育成や、ハートフル講演会などを開催し、市民の心豊かな生活にも力を注いでいるようでした。
丁度、浄土真宗の最も大切な法要の日ということで「報恩講」がひらかれており、大型バスを借り切り、遠くより大勢の門徒さんが集まっておられたことや、記念撮影スポットが設けられているのが、印象的に映ったようです。
短い時間でしたが、現地を訪問する目的を達成することができました。
島田 暁美
次回の「日本の文化」クラスでは、上手に宗教を生活に取り入れている日本人について、研修で見た人々や建物のことを絡めて発表および討論を行うそうです。
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