第1回国際理解講座
11月28日(土)の午前中、鹿児島市の鴨池公民館・調理室において、2015年度第1回となる国際理解講座を開講しました。
国際理解講座は、
鹿児島外語学院(GAiGO)が、創立当時の
いづろから現在の下荒田に移転した1993年に始めた講座です。
GAiGOのすぐ目の前に
鹿児島大学の
留学生会館があり、世界各国から国費で留学する優秀な外国人が多数暮らしています。このような立地を生かして、異文化を学び、理解を深めることを目的として文化紹介をしてもらいます。数年前からは、より講師と生徒の交流を深め、身近に異文化を感じることを目的に、文化紹介に加えて、その国の料理を一緒に作る形式をとっています。
例年は年に4~6回程度実施していますが、今年度から通訳実地研修が増えたことや、鹿児島市のアジア音楽祭などのイベントがあったこともあり、土曜日に実施する国際理解講座はなかなか出番がありませんでした。
まずは30分ほど、フィジーの地理や政治、文化、民族構成、民芸品、観光スポットなどの概要を話していただきました。木の皮で作った布や、カメの形の民芸品なども持参していただき、みな興味深そうに見たり聞いたりしていました。最後に、話の中で出てきたあいさつの言葉や見所などについて3つクイズが出され、正解者にはかわいらしいお土産を用意してくれていました。
講師のピタさん
フィジーの地図が描かれた布
これは染色も含めてすべて木の皮でできています。
夫婦の名前が書かれたウチワと首飾り
そして調理開始。
今回は、フィジーでよく使われるココナッツが日本では手に入りにくいということで、材料が手に入りやすいカレーを作りました。インド系が多いため、カレーもよく作られるようです。
まずはPita(ピタ)さんとSai(サイ)さんがお手本を見せてから、それぞれの調理台で生徒も作り始めました。一人暮らしで普段から料理をする機会がある生徒もいましたが、温度が上がりすぎないように油に塩を入れたり、日本のカレーと違い、水をあまり加えないなど、驚くこともあったようです。
カレーとは別にトマトペーストを作り、キュウリをスライスして、炊き立てのご飯に一緒にかけて食べるのも新鮮でした。
後片付けもみんなで手際よく分担し、10分程度で終了!
常夏の島国で、サーフィンやダイビングの聖地でもあるフィジー。
是非とも行ってみたいですね!
カレー作りの手順
Pita先生が調理指導
鶏肉を一口大にカット
油の温度がの上昇を抑制するために塩を投入
トマトペーストやキュウリ・スライスと混ぜて食べます。
フィジーに行きたい!
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