2008年度卒業式
2月14日(土)午前10時より、
2008年度卒業式を行いました。
当校の卒業式は
学期末スピーチコンテストを兼ねており、まさに
「学生の 学生による 学生のための卒業式」だと言えます。
当日は、
保護者や当校の
2009年度の入学者、それに
プライベートレッスンの生徒さんも観客として参加してくださいました。
今回の卒業式は、各自の
スピーチに加えて、全員による
英語劇と、2008年度に始まった
「MUSiC」クラスで学生達自身が
作詞・作曲した
オリジナルソングの
生演奏による
合唱と、恐らく
GAiGO史上、最も内容が盛り沢山な卒業式のひとつとなりました。
もうすぐ本番!
卒業する
Kotaは、
GAiGOで2年間使用して愛着のある
「600選」を用いて
紙芝居風のストーリーを披露しました。
同じく卒業する
Tatsuは、
「なぜ学ぶのか」というテーマでスピーチ。彼はこの2年間で人間的に大きく成長しました。
1年生の
Aiちゃんと
Yoheiも、この1年間ですっかり頼りがいのある実力を身につけました。来年度は
先輩としてみんなをリードしていってください!
2年生の
Daikiは来年度、当校3年課程の
「専修科」へ進学し、当校独自の
校内インターンシップ制度でスタッフのアシスタントを務めます。
そして卒業する
Takaは、
「英語落語」に挑戦し、有名な古典落語の
「時そば」を演じました。ひとつの場面で登場する3人の声色を使い分け、扇子を小道具として使いこなしました。そばをすする音なども見事に再現し、観客から大喝采を浴びました。
「英語落語」は今後、
GAiGOの授業の中でも取り組む予定です。その後も
「漫才」「コント」といった
「日本のお笑い」全般に取り組んでいく計画です。
卒業証書の授与。本当にあっという間の2年間でしたが、みんなで数え切れないくらい多くの経験を積んで大きく成長しました。
Tatsuには、当校で1年ぶりの
「県知事賞」が授与されました。
県知事賞は、学校で特に優秀な成績や成果を収めた学生1名に送られます。
英検準1級などの語学力はもとより、入学時の
「内気な少年」が2年間で
「頼れる青年」へと成長しました。
そして、今年
イギリスに帰国する
Tom先生には、みんなからの寄せ書きが贈られました。
Tomは
火山学の研究で来鹿していましたが、帰国後は
教師を目指すということです。
GAiGOでの教師としての経験が大きなきっかけになったと話してくれました。昨年は鹿児島市で
KICSが主催する
「インターナショナルカレッジ」でも講師を務めました。
以前当校で講師を務めていただいていた
技術翻訳者の
阿久根先生もわざわざ加世田から来校してくださいました。
ご自身のブログ
「田舎暮らしの翻訳者」でも今回の卒業式のことをご紹介していただいていますのでご覧ください。
みんなが
正装しているうちに記念撮影。
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さて、全員のスピーチが終わったところで、学生達は
「英語劇」の準備に取り掛かりました。
プライベートレッスン・ルームには
化粧のにおいが充満
演目は
「現代版シンデレラ」。
「派遣切り」という社会問題をネタに、仕事も家も失った派遣社員
マリコ(女装)が、大会社の社長の息子に見出されて結婚するという
ハッピー・エンドでしたが、他の意地悪な失業者たち
(女装)も「英語を身に付けよう!」ということで
「鹿児島外語学院に入学しよう!」という、
ベタベタなオチ(笑)もついていました。
特別出演のスタッフも一緒に記念撮影。
この後、変装したまま
「MUSiC」クラスで作詞・作曲した
オリジナルソングと、校歌
「GAiGO SONG」を
生演奏で披露しました
筆者も
ドラムで参加していたので、残念ながら写真はありません・・・
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すべての発表が終わると、恒例の
ティー・パーティへ。
学長手作りの
サンドウィッチや、パキスタン人の
Hafiz先生手作りの
パキスタンカレー、
Tatsuのお母様手作りの
お菓子や
漬物など(いつもありがとうございます)がテーブル代わりの
卓球台の上に勢揃いし、さっきまでの
コンサート会場はにぎやかな
パーティ会場へと様変わりしました。
当日はバレンタインデーということで、
グループ・レッスンの奥様方から男性陣への
チョコレートのプレゼントもありました
Tatsuのお母様からは、毎回色々な手作りの差し入れをいただきました。
そう、
Tatsuが卒業してしまうということは、
Tatsuのお母様がいなくなってしまうと言うことなのです(笑)!○
○○
GAiGOの目の前に広がる
鹿児島大学水産学部のグランドでは、
桜が
満開でした
国際科2年生のみなさん、卒業おめでとうございます。
なんだかいまだに実感が沸きませんが、
"Good morning!" といって登校してくるような気がします・・・ (間違えて本当に誰か来そうだな)
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